Voices
みんなの声
講師 / T. S
補習校が創立されて今年(2023年)で49年になるそうです。
場所を変えつつも継続され、現在に至っています。
補習校のあり方は、時代に合わせて変化してきました。
自分は10年程の変化しか関与していませんが、補習校の役割として日本語・文化の継承という役割は変わらず重要だと思っています。
これからも補習校は変化しつづけると思います。より良くなるような変化を重ねつつ、存続してほしいと思います。
在校生 / H. T
僕は、補習校に幼稚部から九年間通っている。その間、何度も辞めたくなることがあった。宿題やテストが辞めたくなる理由だけれど、今まで何度も「退学したいよ!」と叫んでも学校から離れられなかった。
(これは僕の文句を聞く母には言いたくないけれど)補習校に行っていると、どんどん日本語が上手になるし、良い先生と友達と一緒に、つまらない古文の読み方や使わなさそうな数学を学ぶのが楽しくなるからだ。日本文化のイベント、餅つきやお正月の遊びも楽しい。それから、補習校に通っていると、現地校の数学や読解力が得意になって皆に「この人、アッタマいいなー」と言われる。補習校は大変だけれど、良いところだ。
保護者 / N. K
普段は母親の私しか日本語を母国語として話さないので、週に一度、親以外の大人や同世代のお友達と日本語を聞いたり話したりすることは、子供にとてもよい刺激になっていると思います。日本の文化、行事や知識を画面や紙の上だけではなく、実際に体感したり話し合ったりする場を与えていただいて、いつもありがたく感じています。
また、日本の教科書に沿った教育課程をベースに、生徒に合わせた授業を講師の方々が工夫して行って下さり、着実に知識や思考力が身についていっていると思います。
卒業生 / L. K
私は、補習校を卒業してから、今はその延⻑線上でデンマークの高校と共に日本の通信高校に通っています。
補習校を卒業して数年経ちますが、そこで学べたことは私の進路に大きな影響を与えました。
勉強だけでなく、補習校での先生の工夫の凝らされた授業や様々な行事、同じ境遇にあったクラスメートたちとの日々は楽しいものばかりで、今でも大切な思い出です。この学校で勉強できて本当に良かったと思っています。